猫の愛護活動について思う -命と向き合うこと- (追悼)

昨日の朝、わたしにとって、とても悲しい一通のメールが届きました。

友人が、ある保護施設から衰弱状態で引き出し闘病中だった仔猫が懸命の介護にもかかわらず力尽きて亡くなったという知らせでした。

仔猫の病気は、環境のストレスや免疫低下が要因となり、ウイルスの突然変異が発症の原因で不治といわれているもので、告知を聞いたときから覚悟はしていましたが、とてもショックです。

わたしは、ちょうどその子が衰弱による意識朦朧状態で猫の保護施設から引き出され病院に向かう直前に対面し、なぜこんな状態まで・・・という大いなる疑問となんとか持ち直してほしいという気持ちで祈っていたのを憶えています。

栄養状態が劣悪で、数日間の入院の後、退院し友人宅で療養し一時は持ち直しましたが、その後病気の発症がありました。(その時、一緒に病院に行った、兄妹猫は衰弱がひどく手遅れで病院で亡くなりました)
なんとか助かってほしいという思いと、もし、あの施設で、もっと仔猫の健康状態への配慮があったなら発病は免れたのでは・・・そんな思いがずっと頭にありました。

時々、自立不能と思われる猫をみかねて保護するのが精いっぱいのわたし自身、他人のことを言えるような立場にはないことを承知しています。

そして、猫や犬の命をつなげる保護施設の必要性も十分に感じており、管理面、経営面での大変さも想像がつきます。

ある信頼できる猫の活動をされている方に、
「健康管理が不十分と思える保護施設でも公園や路上で暮らしている猫に比べたら、ご飯と屋根があるだけでも幸せ・・・。」
そう言われたこともあり、それも真実だと思います。

ただ、残念ながら自分の知っている猫の愛護活動にかかわる人たちの行動のなかに疑問や不信感が頭をもたげることも事実です。

里親詐欺が横行している最中、実際に会ったこともなく素性不明のネット上のやりとりだけや、お見合い当日にふらりと来た他人に猫を渡したり、明らかに健康状態が悪化しているのに、お金がかかるからと二次感染が起きても病院に連れて行かなかったり・・・。

自らを猫の活動家といい、たくさんの猫と関わっていながら、あまりにも猫の病気の知識が乏しいとしか思えないような自己判断で猫の病気を進行させた危険な例も知っています。

むろん、多くの猫の愛護活動をされている方々の時間面、経済面スペース面での制約や、保護や不妊にかかる費用、その大変さは自分自身も経験があり身に染みています。
そんな中、行き場のない猫たちの命をつなげようとする活動には本当に頭が下がりますし、そういう方たちの存在が多くの命を救ってくれていることも感謝しきれません。

ですが、いつしか猫を救ってあげたいという尊い寄付を自分のお金と勘違いしてしまったり、人間関係のエゴから発生するイザコザに猫が巻き込まれたり・・・。
そんな悲しい場面を何度も目にしました。

不幸な猫を助けたくて、始めたはずなのに・・・。

誰かを責めたいのではありません。
ただ、忘れないでほしい。

猫の愛護活動をするなかで縁あって、自らのところへやってきた猫たちへ一番に優先しなければならないものは何なのか。

それは、「猫の命を守るための努力と猫の幸せ」ではないでしょうか。

どうか、それだけは、忘れないでほしい。
自らへの自戒をこめてそう思います。

亡くなった仔猫のファルちゃんがそれをあらためて教えてくれた気がします。
そして、数か月の闘病のあと天国へ旅立った仔猫のファルちゃんの魂の幸福とSさんのひたむきな介護への感謝をここにしるしたいと思います。

IMG_3029 - コピー
Sさんの愛情に包まれて天国へ旅立ったファルちゃん







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No title

色々と考えさせられました。
胸がイッパイになります;つД`)
ファルちゃん頑張ったね。
Sさんありがとうございました。
何か上手くコメント出来なくて・・・。

Re: No title

銀の翼さん

思いのこもったコメントをいただきありがとうございます。
わたしも、大きな悲しみとやりばのない思いをうまく言葉にできないでいます。

いまは、ただファルちゃんの安らぎと幸福を願っています。
そして、肉体の苦しみから解放されたファルちゃんから、悲しむママのそばにいるよって、また会えるよって
サインが届くことを切に切に願っています。
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