「神戸市人と猫との共生に関する条例」が施行されました

「神戸市人と猫との共生に関する条例」が本日平成29年4月1日より施行されました!

公式サイト:神戸市人と猫との共生に関する条例

これまで、野良猫を減らす取り組みとして京都市など他の自治体では野良猫への餌やり禁止条例などはありましたが、市が自ら公費で野良猫の繁殖制限をするという日本ではじめての画期的な条例です。
(関連事業費として、平成29年度の一般会計当初予算案に2100万円を計上)

環境省の統計によると、自治体で殺処分される猫(2015年度:計約6万7000頭)のうち、7割近くが離乳していない幼齢の猫で、
その殆どは飼い主のいない野良猫から生まれた仔猫たちで、2015年度に神戸市が引き取った幼齢猫の97%が飼い主不明の猫だったそうです。

神戸市議会では「野良猫に対して、不妊・去勢手術を徹底すれば、野良猫の交配・出産が減っていき、殺処分される幼齢猫が減っていくことになるはず」と各会派が声をそろえ全会一致で可決されました。
素晴らしいと思います。

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もっとも、これまでも神戸市のみならず、他の自治体でも地域住民や猫ボランティアからの申請による野良猫の不妊手術の助成はありました。
けれども、これは野良猫の繁殖に問題意識と行動力のある地域住民やボランティアが動かなければどうにもならない、しかも助成金の交付要件などが厳しく使いにくいなどという問題点も多くあがっておりました。
わたしの住む名古屋市でも「なごやかキャットサポーター事業」という野良猫の不妊手術のための名古屋市と名古屋市獣医師会の助成制度はありますが、野良猫の多くいる名古屋市の公園などでは使えないという点など様々な問題を抱えています。

それに対して、この条例の制度が画期的なのは地域住民や猫ボランティアの申請がない場合であっても、野良猫が増えている地域があれば、自治体みずから、積極的に繁殖制限に乗り出すことができるというところです。

この条例は、京都市、和歌山市などの「野良猫への餌やり禁止条例」とは違い、飼い主のいない野良猫たちの命の存在を認め、過酷な生活を強いられている猫たちに生きていく機会を与えいく優しさのある条例だと感じています。

また、同時に野良猫をこれ以上増やさず、殺処分を減らしていくことを市の責務ととらえる気概も感じています。

日本ではじめての、この画期的な神戸市の施策を今後も期待をもって猫を愛する皆さんと一緒に見守ってゆきたいと思います。

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この事業に関してふるさと納税も募集されています。
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わたし自身も、この事業が成功して全国やわたしの住む自治体にも波及したらいいなと思っているので、初ふるさと納税を考えています。

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(大切なわが子をもらっていただくような気持ちでおります。
譲渡にあたっては、猫をとりまく環境へのご質問、またいくつかの条件を提示させていただきますがご了承くださいませ。
名古屋市及びその近郊の方を希望しています。)



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Mさん、お久しぶりです!
更新記事を読んでから私も関連記事を検索してみました。

神戸市が主体となり事業を進めるのだという心意気を感じました!

名古屋市も含め、縦割り行政のグダグダでいっこうに事業の結果がでない自治体は神戸市の条例から学ぶところ多いと思います。

フェリシモ猫部さんとのタイアップもいいですね。民間企業の合理的で柔軟な考えを取り入れることは良い結果に繋がると期待します。

予算の問題にふるさと納税持ってくるのも良いアイデアだなーと。
返礼品期待のふるさと納税から動物愛護や社会福祉へシフトしていく変換期くるかも?

なによりも「人と猫の共生」というタイトルが素晴らしいです。
支配ではなく無関心放置ではなく「共に生きる」大切さ。

Mさん更新記事ありがとうございました。

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Re: タイトルなし

サスケさん 
このような固い内容の記事にご丁寧なコメントをいただき感激です。
なかなかブログも更新でませんが、このようなコメントをいただけると大変励みになります。
神戸市のこの施策は本当に画期的で、飼い主のいない猫たちを許容し共生をめざす素晴らしい施策だと思います。
全国の自治体にこのような取り組みが広まって欲しいと願っています。

Re: 花の木

鍵つきコメントの方へ

このたびは、コメントをありがとうございます。
愛護センターから当該シェルターへの猫の譲渡が休止していたことは、つい最近までわたしは全く知りませんでした。
愛護センターが当該シェルターへ譲渡を休止していた理由についてもわたし自身よくわかりませんし、再開した理由も同様です。
ただ、色々と問題があることについては、ボランティアさんから伝え聞いたことだけでなく、この目で実際に確認したことも多々あり十分承知しています。
ですので、そのようなことを教えていただいたことにとても感謝しています。
そして愛護センターの当該シェルターへの対応についても、各々が問題と感じることを伝えていくことは猫を守るためにも大切なことだと心から感じています。
鍵つきコメントをくださった方のように猫たちのために物事を見きわめ動いてくださる方がいらっしゃることが頼もしく、嬉しく思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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Re: 花の木

鍵コメのYさんへ

コメントをありがとうございます。
一般の方から有料で引き取りをしながらわたしも酷い脱水状態で一切の治療もせずに死なせた子を見ています。
その際、所管の愛護センターにも写真付きで報告しましたが、対応が遅く担当職員が見に行ったときには亡くなっていました。
伝聞ではありますが、ボランティアさんによると、愛護センターには治療をしたと虚偽の報告をしたらしいので、愛護センターに通院の証拠となる明細や領収書の提示を求めるように言いましたが、紛失したということで片づけられてしまったようです。
一般市民には証拠の提出を求めながら、所管の動物取扱業者の不正疑惑にはスルーというこの行政の対応にも大きな問題を感じています。
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